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相撲、テニスを中心とした雑記。 脈絡のない内容多し。
No.
2024/05/04 (Sat) 00:44:33

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No.74
2011/01/19 (Wed) 07:58:31

初場所も気付けば後半戦。白鵬は未だに十戦土付かずと相変わらずの強みを見せる。
もし今場所全勝ならば連続六場所89勝1敗という空前絶後の記録を残します。北の湖の連続六場所85勝も、白鵬自身の86勝も軽く越えてしまいます。

その白鵬に善戦が光った力士といえば、九日目の豊真将でしょう。右への引きで白鵬を泳がせ、あと一歩の所まで追い詰めました。
翌日十日目にも琴欧州を破り、期待を持たせています。


先週六日目には本場所観戦し、今週十三日目にも観戦を控えています。出来たら六日目の様子もアップしたいですね。
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No.68
2011/01/02 (Sun) 21:33:18

 年末年始に、初代若乃花関連の取り組みがいくつか放映されていました。

その中でも、「耳をすませば~2010~」ではオープニングで
昭和34年初場所14日目 ◯若乃花―朝汐(上手投げ)が流れました。

この一番、乾坤一擲上手投げで朝汐を屠った豪快な取組ですが
最近取り上げられることは少なく、今回映像を見れたのは幸運でした。
そしてスタッフも見る目があるなあと思わせれました。


昭和50年代の雑誌『大相撲』で「浅香山相撲技論」という連載があり、
清水川・双葉山・若乃花の上手投げを比較していました。
この時に使われた写真がまさにこの一番で、私としても若乃花の最高傑作の上手投げに推したいものです。
実に体の開きが見事。浅香山も「出し投げに近い体の開きだ」と言っていたなぁ。


No.67
2010/12/20 (Mon) 21:29:13

 http://www.sanspo.com/sports/news/101215/spf1012151825002-n1.htm

土佐ノ海が引退を発表しました。

三十八歳の年齢、最高位関脇の実績、幕下落ちが濃厚な状態、
衰えの見える体と相撲振りともなれば
限界まで燃え尽きた土俵人生だったと言えるでしょう。

その取り口は、立ち合い「ゲフッ」
と声を発してのぶちかましで先手を取り、また身を屈め相手にぶち当たり押していく馬力相撲。四つは右四つで、左上手を引けば安定感のある攻めも見せ、齢三十を超えた辺りからは殊に右四つの相撲が目立ちました。
やや下半身が寂しく上半身偏重の身体付きで、前に脆く、
勢いよくダイブする相撲も目立ち、千代大海・栃東等大関に飛ばれて負ける相撲が思い出されます。

幕下付け出しからトントン拍子に番付を上げ、
平成七年いきなり平幕一桁に入幕し、すぐ関脇に昇進。三役常連となるも、負傷休場で番付を下げる。しかしその場所平成十年九州に琴錦と優勝を争い十二勝を挙げ、勢いそのままに四場所連続金星を獲得。
当時絶不調とはいえ貴乃花をカモにし、
毎場所のように仰天させていました。この頃勝ち越しは続けるも、番付運が悪く小結に留まっていました。私が考える土佐ノ海の全盛期はこの頃か。

その後忘れてはならないのは平成十七年、
三十三歳にして関脇に復したことであります。この頃は右四つの相撲が目立っていました。年とともに突き押しから四つ相撲へと、若二瀬のような変化だなあと感じたものです。

そして土佐ノ海の相撲で最も思い出深い一番といえば、
私は平成十四年名古屋の千代大海戦を推します。
この場所十四勝を上げ優勝した千代大海に、
唯一の黒星を付けた一番。
立ち会い互角に当たり合い、たまらず千代大海が引くところをすかさず押し出した、土佐ノ海会心の相撲。
小結で二桁勝ち星、六回目の殊勲賞を獲得。


最後に。この年まで現役を続けた土佐ノ海も怪物なのですが、
同い年で大関を張る魁皇はどんな化け物なのかと、信じられない気持ちです。
No.66
2010/12/11 (Sat) 17:31:17

 毎場所恒例、十両土俵入り前の「思い出の土俵」
平成22年九州場所では千秋楽に一回流れたのみでした。

一回とはかなりの不作ですが、昭和52年九州だったので不幸中の幸いでした。
以下、放映された五番の取組です。

若三杉-輪島◯(寄り切り)

輪島の立ち会いは鋭く、右の絞りを効かせて東に寄り切り。完勝。

◯琴風-大潮   (寄り切り)

今場所好調、速攻を持ち味とする両者。琴風右上手を引き西へ殺到。寄り切り。すぐにでも大関へ到達しそうに見えた琴風。二十歳の弱冠。

◯貴乃花-三重ノ海(上手投げ)

突っ張り合い、差し手の攻防を経てがっぷり左四つ。「がっぷりなら貴乃花でしょう」と解説の神風。流石。向こう正面に三重寄り進むも、貴乃花上手投げで三重を投げ飛ばした。

旭國-若三杉◯(寄り切り)

若三杉勢い良く体当たり、そのまま旭國を東へ追い込み、左差し、右上手の万全の体制で寄り切り。なかなかの出足を見せ、先場所千秋楽上手投げに苦杯を舐めた相手を圧倒した。

北の湖-輪島◯(切り返し)

一敗同士の相星決戦。立ち会いいつものように右へ動く北の湖。輪島は右から絞ったり上手を引いたり忙しい。輪島の腰が高く、なかなか絞れず。北優勢に見える。その後輪島浅く上手を引いた体勢から、
北の湖左差し手を抜き強引に上手投げ。しかし輪島が左から踏み込み、右から掬って体を浴びせると北の湖
仰向け。一瞬の早業で輪島の優勝なる。

今まで協会の映像しか見たことがなかった、輪湖決戦をNHKの映像で見れ大満足。
「カメラが追えない」切り返しを堪能致しました。
No.65
2010/12/04 (Sat) 12:48:49

成績からいえば、白鵬に続くのは優勝同点の豊ノ島でしょうが
ここは差し置いて、魁皇について。

今場所の魁皇の活躍を誰が予想したでしょう。二桁勝つとすら到底思えなかった。
初日合口のいい安美錦(対戦成績16-6、8連勝中)に完敗した時は、H20九州のような途中休場が頭をよぎりました。(三日目若の里に押し倒されて休場。私も来場所引退を覚悟)

しかし翌日から連戦連勝。四日目稀勢の里戦では、左四つの型の差を見せ付ける左掬い投げで勝利。
鶴竜にも上手出し投げと骨のある相手にも白星を重ねていきました。
七日目朝赤龍には伝家の宝刀小手投げで戦意喪失に追い込み勝利。

続く中日の豊真将戦が今場所一番の好勝負でした。

把瑠都に土を付けるなど好調の豊真将。魁皇はいつものように当たってすぐに引くが、
今場所の豊真将は落ちない。その後も距離をとった攻防の後、ついに魁皇右で抱え左を差さんとする形に。
豊真将右でおっつけるも、魁皇峻烈極まる小手投げを一閃。腕を折られては敵わんと転がる豊真将。
身震いするような、恐ろしい小手投げでした。栃乃洋、玉乃島、豊ノ島など数多の力士を破壊してきた小手投げの封印を解いた瞬間でした。この一番に、魁皇の意気込みを強く感じましたね。

十一日目豪風戦。この一番も凄かった。
豪風の横からの攻めに後ろを向く魁皇。勝負あったと誰もが思いましたが、豪風の足が流れて四つん這い。
その転げた足で魁皇に足払い、そして締めのボディプレス。爆笑の一番でした。これも普段の魁皇ならば諦めたように土俵を割っていた筈。好調が窺い知れる一番でした。

その後白鵬豊ノ島には連敗しましたが、千秋楽把瑠都に勝ち、堂々の12勝。
二桁自体H19夏以来なのに、それどころかH16九以来の12勝を挙げ、来場所は久々の東正大関。
この激闘で体が草臥れていないかを祈るばかり。

また来年の九州でと、無理な期待をしてしまいます。


そして豊ノ島。
旭天鵬戦と白鵬戦は完敗でしたが、実に体が動いていた今場所。
鶴竜戦は土俵下まで吹っ飛ばす白眉の一番でした。
十両で14勝→幕内で14勝と連続28勝の快挙。
来場所も上位を食って活躍してほしいものです。そして今場所が豊ノ島生涯最高の場所にならぬよう、願っております。





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