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相撲、テニスを中心とした雑記。 脈絡のない内容多し。
No.
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No.39
2010/09/03 (Fri) 07:42:02

玉之助について熱く語ってて忘れてましたけど、全米オープンが月曜から始まってます。

錦織がチリッチをフルセットの激戦の末倒しました。
素晴らしい。一回戦は勝ったとはいえ、シードで尚且二年前に敗れているチリッチには歯が立つまいと思ってました。

試合は20時からのダイジェストで見れるでしょうから、それまでわくわくして待つことにします。

体には気をつけつつも、勝ち進んでいってもらいたいです。

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No.38
2010/09/02 (Thu) 06:38:02

つづき

この「三人相撲」という呼び名はいやにしっくりきますね。
手の平を下にし、両手を大きく八の字に広げ
両力士に割って入る。

ただ晩年は危険とのことで後ろに下がるようになりました。
なんでも力士から苦情が出たとか。神風さんが仰ってた覚えがありますが、今後の課題です。
それでも気合いの入った裁きはいささかも変わらず、
血管が切れんばかりに待ったなしを叫ぶ姿を見ることができます。

この変化の時期を確定するのも私の仕事です。昭和20年秋には前者で、30年代には後者というのはわかっていますが…
20年代の玉之助映像が意外に少ないのです。26夏の副立行司降格前後が怪しいと睨んではいますがどうでしょうか。
映像の音声自体21~29までは殆ど残っていない。30年代前半は場所によるが、勝負と明らかにずれた行司音声で萎えることもしばしば。
31秋14日目鏡里栃錦のヒゲの伊之助なんかがそう。

酷いときは別の行司に変わっているときも。

31秋千秋楽結びの一番鏡里吉葉山22代庄之助がそう。
掛け声が完全に玉之助になっている。ちゃんとニュース映画の実況なのに。爆笑もんです。



No.37
2010/09/01 (Wed) 07:53:04

まだまだ続く玉之助シリーズです。

立ち合いの際の「まだまだ」について前回取り上げましたが
これには理由があります。

行司が発する「まだまだ」には二種類あります。

一つに手つき不十分やつっかけにより、立ち合いが成立しなかった際に発するもの。
こちらは現在でも容易に見ることができます。現役では正直が目立っているでしょうか。


そしてもう一つが、
両者が腰を下ろし、今まさに立ち上がらんとするときに「まだまだ」と発するもの。
「今暫く気を溜めよ」という意味でしょうか。

この後者の「まだまだ」は存在こそ知っていましたが、絶滅したと言ってもよく、過去の映像でも聞いたことがありませんでした。

この「まだまだ」を初めて聞けたという点で、17夏九日目の映像に出会えたことはまたとない幸せですし、
それが玉之助であったことは好角家冥利に尽きるというものです。



玉之助の型として一層異彩を放つのは、両力士の間に割って入る合わせ方であります。

この合わせ方は非常に珍しく、他には24代伊之助にしか見られません。現役の正直も多少割って入りますが、まだまだ両者には程遠いです。

そこから「玉之助の三人相撲」と異名がつきました。
No.36
2010/08/31 (Tue) 07:52:43

昭和17夏九日目
西 安藝ノ海(叩き込み)東 二瀬川

今年三月、相撲博物館にて初見の映像です。当たってすぐ安藝が左に動き首を押さえて叩き込み。

裁いているのは玉之助。この映像の何が貴重と申しますと、
不明瞭ながらも立ち合いに合わせる際の玉之助の音声が収録されているのです。


「見渡しあって、まだまだまだあわして」
「のうぇっとうぇっと」

玉之助の掛け声はなかなか文字に起こすのが難しいです。のこったでは差別化がしずらいので、以上のような表現にしてみました。

声量はあり、こもってはいないのですが聞き取りずらい掛け声。これは極めて「のこった」のワンフレーズが短く、スタッカートに発声をしているからだと考えています。
無理矢理近い掛け声を探すと、26代庄之助でしょうか。
続きはまた。
No.35
2010/08/30 (Mon) 07:39:46

私、行司にとても興味があります。調べ出したのは2000年頃から。

当時は長く続いた29代庄之助・伊之助時代の末期。
現在の行司から過去への行司へと関心は膨らんでいき、
番付を見るために『近世日本相撲史』五冊を一遍に図書館で借りる始末。(これ笑ってしまうくらい大きな本です。発刊された昭和50年当時に一冊五万円で発売)


そんな私が最も好きな行司が13代玉之助です。
明治21年生まれ、昭和15年夏立行司13代木村玉之助に昇進、26夏副立行司に降格、34九定年制実施により退職。

一度みたら忘れられないオーバーアクション、気合いの入った裁き、掛け声。

古今稀にみる個性派行司です。
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気が付いたら社会人になってしまった。

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