いやー準決勝二試合とも凄い試合でした。

ナダル－マレー

スコアこそストレートですが、
ナダルのほうがキープに苦しんでおり
スコア以上の接戦。マレーがクレーでここまで戦えるとは思っていませんでした。

ジョコビッチ－フェデラー

第一セットの入りからレベルの高い攻防。フェデラーはサーブとバックのダウンザラインが好調。
もちろんジョコビッチのストロークは鉄壁。
ですが第四セットタイブレーク、勝敗を決したのはフェデラーのセンターへのサーブでした。

ジョコビッチの連勝を止める歴史的勝利。まさか一世代上のフェデラーが止めるとは・・・
双葉山の連勝を玉錦が止めたようなものでしょうか。フェデラーの強さに改めて脱帽です。


こうして決勝は願望通りフェデラー－ナダルに。
グランドスラム決勝で当たるのは通算８回目。ナダルの５勝２敗。（２敗は０６・０７全英でのもの）
２００９全豪以来久しぶりの対戦です。

全仏では０８以来。
あのときは６－１、６－３、６－０とナダルが完膚無きまでフェデラーを叩きのめしました。
両者、特にナダルの状態からしてそのような一方的な結果にはならず、
ナダル３－１フェデラーと予想しておきます。


まあ、どちらが勝つなど気にせずこのテニス史上最高クラスの一戦を堪能いたしましょう。

2011全仏、男女ともベスト４が出揃いました。

男子はナダル、ジョコビッチ、フェデラー、マレーと上位シードが順調に勝ち残り。
トップ4がベスト4に残ったのは２００６全仏以来だとか。
当時のシードは
フェデラー、ナダル、ナルバンディアン、リュビチッチ。
たった五年前ですが、時が流れるのはまったく早いものです。

願望から言えば、
ナダル、フェデラーが勝ち残り
ナダルが優勝。一位を死守！

現実的な予想としては
ナダル、ジョコビッチが勝ち残り
ジョコビッチが優勝でしょうか。


兎に角明日の夜が待ち遠しい！！

昨日の男子四回戦、マレー対トロイツキはなかなかの試合でした。


見始めたのがファイナルセット
マレー3-5トロイツキ、0-30の場面。

トロイツキのサービスゲームで、まさに土俵際まで追い詰められた訳ですが、さすがはマレー。

相手の強打を拾い、粘り強く深いショットを打ち、バックのダウンザラインなど果敢な攻めも見せます。

それに押されたかトロイツキはアプローチやボレーを幾度かネットにかけてしまい、ブレイクされてしまいます。


そうなるとマレーの流れ。

瞬く間にゲームを連取し7-5で逆転勝利。マッチポイントでのバックのクロスパッシングショットは圧巻でした。


ボトムハーフではフェデラーとジョコビッチ準決勝を戦います。
トップハーフの顔ぶれがどうなるか、今夜のナダル対ソダーリング、マレー対チェラからますます目が離せません。

 取り急ぎ三賞予想。

殊勲　　豪栄道　　（４大関撃破で）

敢闘　　栃ノ心　（文句無し）　　魁聖　　（文句無し）

技能　　鶴竜　　（文句無し）

豪栄道の殊勲は願望で。本来なら殊勲に値しますが、最近の三賞選考は硬直化しているので
優勝力士か横綱を倒さない限り与えないでしょう。この辺り横綱・大関昇進基準にも通ずる。

豪栄道は敢闘か技能でしょう。今日まで１０勝。これでまた三賞無しなんてならなければいいのだが・・・

 場所が開幕しましたが、テレビ中継が無いのはやはり寂しいもの。
「幕内の全取組」があればまだいいのですが、状況は名古屋場所よりも悪い。
朝にさらっと前日の取り組みを見ることもできません。

ただ、goo大相撲・ニコニコ動画での全取組配信は素晴らしい。
殊に、視聴者層が異なっていると思われるニコニコ動画での配信は重要かもしれません。
今まで相撲を見たことの無かった若年層が、ニコニコ動画を入り口にして少しでも相撲のファンになってほしい。
切に思います。